10月20日開幕!寛仁親王杯記念競輪
予想がしにくい、仕掛けどころが難しい!高速バンクが舞台
10月20日から23日の4日間、群馬県前橋競輪場を舞台に寛仁親王杯が開催されます。
各地区プロから上がってきた、選手が争うレースであり、選考基準も各地区プロの上位入賞者が中心となっているので、他のG1レースとはちょっと違うところが魅力的。
1周が335Mでドームのため、高速展開になりやすく、仕掛けどころを間違えると、後方伸びずという展開もある。
コーナーで捲ろうとすると山にぶつかり大失速もあり、一歩間違えると大量落車にもつながってしまう。
慎重かつ大胆に攻めることが求められる競輪場。
予想する側としては、形状の所為か常に落車の危険があり、一寸した動きで落車・失格するのもこのバンク。ゴール後は目の前が1コーナーなので、そこ迄全集中しなければいけないバンクなので、事故は常に隣り合わせ、そこ迄予想に考慮しなければいけないのは厄介なバンクです。
残り2枠!?平塚グランプリへの出場権争い
平塚グランプリへの残る枠は2枠といわれており、権利獲りに熾烈な争いがあるでしょう。
G1勝者の古性優作選手・脇本雄太選手はもちろんですが、賞金順で当確ラインにいるのが、松浦悠士選手・佐藤慎太郎選手・郡司浩平選手・平原康多選手・守澤太志選手もほぼ当確圏内。
今回のG1と競輪祭でこの7人が優勝をすることになると、賞金ボーダー付近の選手が気になるところ。
清水裕友選手・山田庸平選手・成田和也選手・深谷知広選手・荒井崇博選手・吉田拓矢選手で、熾烈な争いが予想されます。
準決勝にフリーパスのローズカップの権利は理事長杯は5着以内、特選は2着以内ならボーダーの選手は必死。1次予選は特選・理事長杯を除いた選手で2次予選の権利取りに全力勝負。闘いの場は前橋の高速バンク。
G1ということもあり、賞金も高額になるのでグレードの高いレースに乗って、賞金を稼ぎたいという選手が多いのは事実です。
実は気になる降級の点数争い
競輪は1~6月と7月~12月の6か月ごとの競争得点によって、S1、S2、A1、A2、A3のクラスが分かれてしまう。
実は熾烈で地味な争いをしている選手もこの開催には出てくることがある。
自転車のトラック競技がベースになっているため、普段の選考基準では出場してこない選手も出てきているのが特徴であり、意外に競争得点のボーダーラインで戦っている。
失格点、事故点を加算してしまったりすると一気にボーダーラインに下がってしまうリスクもあるし、ボーダーラインの危機的状況から抜け出すこともできる。
残り2か月となると点数の計算とボーダーラインが気になっていく。
事故点の加算で斡旋停止や黄檗山のお寺での合宿など、マイナスになることはできるだけ避けたいところ。
1走、1走が勝負掛けになってくるので、本当に見逃せない時期になってきています。
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